お顔の症状は顔だけの問題ではなく、内臓の調子や血液循環、病気や疲労などもろもろの身体の症状、具合によっても左右されます。そしてこの身体の症状の中にはストレスを始めとする精神的な問題から発症しているものがあります。
つまり、美容鍼灸としてお顔のお悩みの改善には「顔」「体」「心」の3つの
要素からアプローチすることが非常に重要なのです。

アメリカの鍼灸師の症例にこんな事例がありました。
病院でガン患者さんに鍼灸治療をしている鍼灸師さんがいました。彼の担当する患者さんは投薬治療のため、体調も顔色も優れず人と面会する気分にはなれないくらい落ち込んでいました。そこで、全身への治療に基づいた美容鍼灸を施したところ、患者さんの状態は改善し、面会したくなるほどの心の変化もありました。そして、最後まで美しく元気でいたいという気持ちを持てるようになったということです。

どうしても病気などで体調や顔色が優れないと「誰にも会いたくない」「何もしたくない」とふさぎ込んでしまいどんどんと気持ちが弱くなっていってしまいます。
そんな状況の方にも変化をもたらすことのできる美容鍼灸。
むしろ、ここに美容鍼灸の真髄があるのだと思います。